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小さいタイトルオペラでもなくミュージカルでもなく、演劇でもなく、という“音楽とお話で聴くシリーズ”
2021年は『竹取物語』〜昔の歌に寄せて〜

今回、帝役で出ていただいたバリトン歌手の白岩洵さんには、恋をする男性の姿を素晴らしい歌とともに演じてもらい、ストーリーテラーのハイジさんには、長い長いお話を自然に音楽と融合できるようにしていただいて、
踊りのYUKIちゃんには、イメージを優雅だけでなく力強くも表現してもらい、
物言わぬ従者の役では、東田和仁さんと下村祥司さんはそれでも見ているだけで、何かを語っているように佇んで、
子役の千織ちゃんは、あの大きな舞台に物おじせず曲に合わせて完璧に動くという心臓の強さ。

今回は演奏だけでなく、役者としての演技も必要で、ソレイユの歌子さんも郁乃さんも素晴らしい演技を披露してくれました。
はたすくんは、私と共に楽器隊で付かず離れず、情熱的に演奏を最初から最後まで。

ヘアメイクから衣装もバックアップくださる神田先生と助手の皆さんにも、早着替えやら舞台袖のフォローまで。

また舞台裏方スタッフの方々、時間の限られる舞台リハーサルの中、あっという間に私のやりたい演出の意図を汲み取って、フォローもしてくださいました。
光公演はオンラインでも見ていただき、カメラマン関谷さんありがとう。
一つの作品をお客さまも含め、いい時間にしていただけた事に、とてもとても感謝しています。

ありがとうございました。

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